りん王国…そして歴史が始まる…
その両手は、夢を掴むためにある!

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家 族


農道を散歩中、赤ちゃんが捨てられてるのを発見した。

俺は、『かわいそうだ』という理由で家へ連れて帰った。

俺はまだ分かっていなかった。

子供という存在が生活にものすごい影響を与えるということを・・・

子供という存在が大人にものすごい影響を与えるということを・・・

俺の生活は、その日を境にすべてが変わった。



私が初めて彼に出会ったのは彼の職場だった。

一心不乱に書類と格闘している彼の横顔はとても素敵だった。

いわゆる一目惚れってヤツだ。

彼に告白した時に発覚したが、彼はこぶつき(子持ち)だった。

最初は愕然としたが、バツイチでは無いと聞いたのでちょこっと安心した。

まぁ、それでも子供の入手経路(女関係)が気になったので聞いてみたが、彼は笑って教えてくれなかった。



お父さんとお母さんが結婚したのは、私が中学生になったときだった。

お母さんのお腹の中には、お父さんとお母さんの子供がいると聞いた。

いったい、いつのまに・・・・

「あなたに妹が出来るのよ」と言われたときは、とてもうれしかった。

しかしもう性別が分かっているのか、と思ったりもした。

お母さんを受け入れるのは時間がかかったが、妹はすぐに受け入れていけそうだった。



お姉ちゃんが彼氏を家へ連れてきた。

その彼氏は、とても男前だった。

お父さんの顔はずっとしかめっ面だった。

お母さんは終始ニコニコしていた。

彼氏はガチガチに緊張していた。

お姉ちゃんは・・・・・・・いつもどうりだった。

彼氏がお姉ちゃんを下さいと言った時のお父さんの顔は今でも笑える。

お姉ちゃんはとても幸せそうな顔をしていた。



ついに、この日を迎えた。

娘が彼氏を連れてきたときは正直発狂しそうになったが、いまでは冷静になり祝福してやろうと思っている。

思えば、ここまで来るのに結構な時間がかかったものだ。

娘と出会ってからはすべてが変わった。

オムツを替えるのに苦労したことや、突然泣き出した娘をどうしたものかと四苦八苦して、隣のおばさんの家に駆け込んだことなどが頭をよぎった。

この結婚式は笑顔でお祝いする!

そう心に決めてきた。

「新郎新婦、入場!」

ウエディングドレス姿の娘を見ると目が熱くなるのが分かった。

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